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エルニーニョ現象/ラーニャ現象をわかりやすく説明!この夏日本が受ける影響は?

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最近テレビでよく聞く
エルニーニョ現象
ラーニャ現象

異常気象が続いてるって聞くけど

いまいちよくわからない…

という方が多いと思います。

今回エルニーニョ現象や
ラーニャ現象について
気象庁の情報をもと
わかりやすくまとめてみました^^

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エルニーニョ現象は異常な天候の要因

エルニーニョ現象と同じく
ラーニャ現象はそれぞれ数年おきに発生する
世界中の異常な天候の要因であると考えられています。

これらの現象は
通常は3〜7年ごとに発生
数ヶ月から数年間続くとされており
今年は4年ぶりのエルニーニョ現象であることが
気象庁から発表されました。

エルニーニョ現象とは

太平洋の海水温が通常よりも高くなり、
大気循環や気象パターンに変化をもたらす気候現象です。

その状態が1年ほど続くことをエルニーニョ現象といいます。

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平常時とどう違うの?

引用:気象庁

平常時
太平洋の東部沿岸では
南東貿易風と呼ばれる風が吹き
海水が東から西に流れています。

そのため平常時では

海面温度
東部で低く
西部で高くなり
冷たい海水が表面に上がってきます

エルニーニョ現象が発生すると、
東側からの風が弱くなってしまうので
この状況が逆転し、
東部で海水温が上昇します。

エルニーニョ現象による影響は?

エルニーニョ現象が進行すると、
海水温の上昇に伴って大気の上昇気流が強まります。

この上昇気流は、
水蒸気を大気中に放出し、
雲や降水量の増加をもたらします。

つまりエルニーニョ現象の影響を受ける地域では
通常よりも多い雨や洪水が発生するということです

その他にも以下の影響が考えられるみたいです。

・太平洋の西部や中央部では乾燥した気候になる
西部地域では干ばつが発生しやすくなる
・南米の一部地域では降水量の増加による
洪水や土砂崩れが発生すること可能性
・熱帯地域や亜熱帯地域
ハリケーンや台風の発生数を増加する可能性
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ラーニャ現象とは

エルニーニョ現象の逆の気候現象であり、
太平洋の海水温が通常よりも低くなり、
気象パターンに変化をもたらす現象です。

ラーニャ現象もエルニーニョ現象と
同様に数年ごとに発生し、その影響は広範囲に及びます。

平常とどう違うの?

引用:気象庁

引用:気象庁

平常時
太平洋の東部沿岸では
南東貿易風と呼ばれる風が吹き
海水が東から西に流れています。

そのため平常時では

海面温度
東部で低く
西部で高くなり
冷たい海水が表面に上がってきます

ラーニャ現象が発生すると、
東側からの風が強くなってしまうので
インドネシア近海で積乱雲が
盛んに発生します

ラーニャ現象による影響は?

ラーニャ現象が進行すると

太平洋の西部や中央部では
海水温が低下するため、
降水量が増加し、洪水や豪雨が発生する。

海水温の低下に伴い、大気の下降気流が強まります。
この下降気流は、雲の形成を抑え、
降水量を減少させるため、
ラーニャ現象の影響を受ける地域では、
通常よりも乾燥した気候となります。

そのため、ラーニャ現象が進行すると、
干ばつが発生しやすくなることがあります。

2023年日本の冬にもラーニャ現象が
おきていたので広い地域で乾燥したり
大雪がみられていましたね…

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日本に対する影響について

エルニーニョ現象や
ラーニャ現象はわかったけど

日本にはどう影響するの?

エルニーニョ現象が起こると日本では
西日本は、気温が低く冷夏になりやすい

また雨が日本海側で多くなることが多い
いうことが分かっています。

今年のエルニーニョ現象は少し違う

しかし今年の夏のエルニーニョ現象は
冷夏になるとは異なる予想で

気温がほぼ平年並み
もしくは高い予想

となっているみたいです。

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大雨や台風に注意する年になる

前田智宏予報士によると

エルニーニョ現象が起きている時は、海の温度なんですけれどもそれが巡り巡って日本の天気にも影響してくることがあるんです。ただ今年の夏のエルニーニョは「単なるエルニーニョ」ではなさそう。というのは、今年の冬までは「ラニーニャ」という、エルニーニョと全く反対の現象が起きていたんです。 引用:MBSNEWS

このラーニャ現象→エルニーニョ現象が
急に切り替わった年が2018年の
台風や大雨に相次いで見舞われた年みたいです。

必ずしもそうなるとは
気象予報士の方々は断言はしていませんが

異常気象が起こる可能性があること
備えが大切であること

2つの心構えをしておくことが大事であると
言っております。

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まとめ

①エルニーニョ現象・ラーニャ現象は
それぞれ数年おきに発生する
世界中の異常な天候の要因

②今年4年ぶり日本でエルニーニョ現象が発生する

③2018年以来のラーニャ現象→エルニーニョ現象のため
備えや異常気象が起こるという心構えが大切

台風や災害など不安が続きそうですが
災害時にどう対応していくのか
事前のシュミレーション
備えをしておくことが
私たちにできる1歩かもしれませんね

またエルニーニョ現象は
気候変動の一環として考えられており
地球温暖化が進むとエルニーニョ現象の
頻度や強度が増加する可能性が指摘されています。

これにより、将来の気候変動の予測や対策において、
エルニーニョ現象への理解が
ますます重要となっているみたいです。

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